2021/10/29
産後の骨盤ってどうなるの?

骨盤の構成


骨盤とは寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)、仙骨、尾骨の3つの骨で構成されています。そして仙骨と腸骨を繋ぐ仙腸関節、左右の恥骨を繋ぐ恥骨結合があります。


出産

赤ちゃんは骨盤の間を通って生まれます。その通り道をつくるために妊娠中に骨盤は徐々に広がり、出産時にさらに広がります。

基本的に骨自体は固い物質でできているため自在に伸び縮みすることはありません。
開くというのは、骨盤の骨どうしが繋がれている靭帯(仙腸関節、恥骨結合)が緩むことで、骨盤の容積が大きくなることを意味しています。
この時、骨盤は一度バラバラに近い状態に分解されます。

そして、靭帯の緩みには、妊娠3ヶ月から産後数日まで分泌される「リラキシン」というホルモンが、影響しています。

このリラキシンというホルモンが産道を確保し、赤ちゃんを生まれやすくするために、仙腸関節、恥骨結合を緩めていきます。

お尻の後ろにある仙骨はせり上がり、恥骨が開いていき、左右の坐骨間も開き、骨盤が大きく広がってしまいます。

産後


通常、出産後のゆるんでしまった靭帯や筋肉は3〜4か月をかけて縮んでいきます。そのため産後には下腹の力が完全に抜けてしまう為立とうにも踏ん張りが効がなくなります。

慣れない授乳の姿勢や赤ちゃんの抱っこが続くことで、骨盤に左右不均衡な力が日常的に加わり、骨盤が歪み、腰痛をはじめ身体の凝りや痛みを訴える方は多いです。

身の回りの環境や身体の回復にも個人差があり、自然に任せてで完全に元の状態に戻すのはなかなかの難題です。

縮む過程で余計な負荷がかかったり、出産後のケアが遅れると元に戻るどころか新たな不調の原因になってしまいます。

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みやび整骨院摂津院

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