2018/02/20
肉離れ スポーツ障害 急な痛み トレーニング ストレッチ

 

急いで階段を登って、急に走ってなどで急な痛みが出て歩けないこんな症状経験ないですか?

急に力を入れたことにより肉離れを起こすことがあります。

肉離れは、スポーツなどで急に強い収縮力が筋肉にはたらいた時に、筋力が耐えきれなくなり筋組織が断裂することで起こります。
多くは大腿部の筋(太ももの筋肉)と腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に発生します。

肉離れの主な原因は?
・柔軟性の不足
筋肉に柔軟性がなく硬くなっていると古くなった輪ゴムのように伸ばした時にブチっと切れてしまいます。
・筋力の低下
普段使っていない筋肉は衰えているため急に使うと負荷が大きくかかり切れてしまいます。
・拮抗筋とのバランスの悪さ
例えば太ももの前後の筋肉のバランスが悪いと引っ張りあってしまい筋力の弱い方の筋肉が切れやすくなります。
・筋肉の疲労
筋肉は使うことにより疲労が溜まります。この疲労が溜まりすぎると筋肉はパンパンになり、切れやすくなります。

治療法としては?
まずは、肉離れを起こした場合すぐにRICE処置をしましょう!
RICE処置とは、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)を意味します。

次に温熱療法をします。
基本的に急性期(48時間以内)は患部を冷やしてあげますが、その後は筋線維などの修復を促すために温めてあげます。温めることで血行が良くなり、自然治癒力が高まります。

この他の治療法としてテーピングやサポーター、マッサージ、ストレッチなど症状に合わせ行っていきます。

肉離れは完全に治っていない状態で運動などをすると再発する可能性が高いのでしっかり焦らず治療することが大切です。
痛みが取れたから終わりではなく次にまた同じようにならないためにも日頃からストレッチなどをし筋肉の柔軟性をつけてあげましょう!